磯崎 憲一郎/著 -- 河出書房新社 -- 2019.12 -- 914.6

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 棚番号 資料コード 資料区分 利用区分 状態
中央 一般 /914.6/イソ/ 20B 127362267 一般図書   利用可
向山 一般 /914.6/イソ/ 225253699 一般図書   利用可

資料詳細

タイトル 金太郎飴
副書名 磯崎憲一郎エッセイ・対談・評論・インタビュー2007-2019
著者 磯崎 憲一郎 /著  
出版者 河出書房新社
出版年 2019.12
ページ数 511p
大きさ 20cm
NDC分類(10版) 914.6
内容紹介 デビューから12年。『朝日新聞』の「文芸時評」をはじめ、エッセイや書評、評論に留まらず、インタビュー記事、文庫の解説まで、さまざまな原稿を掲載年ごとに掲載。保坂和志、佐々木敦、羽生善治らとの対談も収録。
ISBN 4-309-02851-4
ISBN13桁 978-4-309-02851-4

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
文藝賞受賞の言葉 10-11
受賞という事実よりもはるかに重いもの 12-13
“本流”の世界文学を書く! 14-21
風景を描くことによってひらかれる世界 保坂 和志/述 23-32
ブッダの物語を描く 33-36
小説生成の根源に触れる 37-38
古墳公園 39-42
私の「海外の長篇小説ベスト10」 43-44
「向こう側」への見事な飛躍 45-46
芥川賞受賞のことば 48-49
遙かな過去の上に立つ 50-52
保坂さんの本につまずいた幸運 53-55
いつも現実追い抜く 56-58
小説から与えられた使命 保坂 和志/述 59-86
現実は小説より小さい 佐々木 敦/述 87-121
これから小説を書く人たちへ 青山 七恵/述 122-146
保坂和志の3冊 147-148
分からないことの中に留まる 149-150
わたしの好きな聖書のことば 152
十一月十八日、夜八時、代々木上原駅下りホーム 154-155
磯崎憲一郎の口福 156-163
文学と藝術 佐々木 中/述 164-186
我が人生最良の日々 187-189
夢という一つの答え 190-192
私の敗北、小説の勝利 193-199
僕は通勤電車の中でこんな本を読んできた。 201-205
「出張小説」と夢の技法 辻原 登/述 206-220
二足の草鞋 221-225
日本離れした文学 石原 千秋/述 226-239
それは、いきなり襲って来た 240-241
芸術家と父 243-245
小説を読んだのではなくむしろ自分は絵を見たのではないか? 247-254
予想を超える面白さ 羽生 善治/述 256-263
保坂和志『カフカ式練習帳』解説 264-274
愚かさに対するほとんど肉体的な厭悪 蓮實 重彦/述 275-296
保坂和志『未明の闘争』解説 298-304
激しい失恋 305-306
五十歳と、放浪の画家 307-309
全ての芸術家の導き 310-313
「音楽の状態」を志す小説家 315-321
中心は、いつも、ない… 322-327
朝日新聞文芸時評
第一回小説が作者に指示を出す 328-329
第二回現実を揺さぶる語りの力 329-331
第三回人工知能の時代に小説は 331-332
第四回時代にあらがう若き志 333-334
第五回音楽や美術のように読む 334-336
第六回次世代の読者のために 336-337
第七回書く必然、新人賞作品貫く 337-339
第八回小説への揺るぎない信奉 339-340
第九回強みは小説、差別化戦略を 340-342
母の車 343-344
いかなる書き手も、一文一文が連なる小説の単線的な構造から逃れることはできない 345-351
「与格」がもたらした小説 中島 岳志/述 352-373
関東大震災と世田谷 374-376
「他者のために」想い強く 378-380
デトロイト!デトロイト! 381-401
朝日新聞文芸時評
第一〇回受賞作が決める賞の価値 402-403
第一一回現実を超える小説的現実 403-405
第一二回小説は具体性の積み重ね 405-406
第一三回不自然さも飲み込み、疾走 406-409
第一四回文体とは何か一語ずつ積み上げ作る時空間 409-411
第一五回文化の拠点とは小説も書店も「独自性」で輝く 411-413
第一六回作家の「蛮勇」制御不能な言葉と生きる 414-416
第一七回芸術と日常人生の実感、率直な言葉に 416-418
第一八回「書きたい」人々優れた才能、見極める力を 418-420
第一九回文章の質感過去への視線に時間の厚み 421-423
第二〇回赤裸々な実感誠実に記録し、同調を拒む 423-425
第二一回作家の生き様具体性・身体性の積み上げ 425-427
残したのではなく、失ったのではないか? 428-431
わからない芸術 横尾 忠則/述 432-458
真顔で書き切る 459-462
百年前の作家から励まされる仕事 山野辺 太郎/述 463-474
特異な高揚の理由 475-481
朝日新聞文芸時評
第二二回言語の限界話り得ぬ世界に向き合う 483-485
第二三回「天然知能」とは未知なる「外部」との出会い 485-487
第二四回熱量こそ礎二十世紀の小説を読みなさい 488-490
「文芸時評」を終えて 491-493
冷徹な観察者の視線 494-497
圧力と戦う語り口 遠野 遙/述 498-508